家と庭。
光と空。
どれかを選ぶのではなく、
すべてを自然に手に入れる。
Design Wall!(デザインウォール)の住まいづくりは、
そんな発想から始まっています。
住宅の「当たり前」を疑うところから始まる設計
多くの住宅は、
家を建て、庭をつくり、
最後に外構で整えるという順番で完成します。
しかしその結果、
外からの視線が気になり、
後からフェンスや塀を足し、
想定外のコストやデザインのちぐはぐさが
生まれてしまうことも少なくありません。
デザインウォールが選んだのは、
その逆のアプローチ。
最初から、家・庭・外構・視線・暮らし方までを一体で設計すること。
それが、この設計事務所の大きな特徴です。
壁で閉じ、内側にひらくという設計
Design Wall!の住まいを象徴するのが、
シンプルで美しくデザインされた「壁」です。
この壁は、
暮らしを閉ざすためのものではありません。
外からの視線をやわらかく遮り、
内側には、光と空、そして家族の時間をひらく。
カーテンに頼らず、
中庭や大開口を通して
季節や一日の移ろいを感じながら過ごす。
守られているのに、開放的。
この一見相反する状態を、
設計として成立させているんです。
人目を気にせず、
子どもが庭で遊ぶのを眺める時間。
夜、照明を落とし、
静かに一日を終えるひととき。
誰かに見せるためではなく、
評価されるためでもない。
自分たちの時間が、自然と整っていく住まい。
量や派手さではなく、
満たされている感覚を大切にしたい人にこそ、
この空間は心地よく響きます。
性能は?コンセプトハウスに表れる、設計の成熟度
コンセプトハウスを見ると、
UA値・C値・日射取得率(ηAC・ηAH)など、温熱や日射に関する数値がきちんと示されています。
これは、
性能を売りにしているというより、
性能を前提として設計している
という姿勢の表れだと感じました。
設計事務所に依頼したい人にとって、
ここまで数値で説明できるのは、
正直かなり安心感のあるポイントです。

美しさを支える、構造の考え方
大開口や中庭を成立させながら、
構造にはSE構法を採用。
許容応力度計算によって
耐震等級3を確保しています。
「強い家」をつくるためだけではなく、
美しい空間を安心して成立させるための強さ。
かおこの考え方にも、
Design Wall!らしい余裕と品の良さを感じます。
誰に向いている設計事務所か
デザインウォールの家づくりは、
決して万人向けではありません。
- 価格や効率だけで家を選びたくない
- デザインと住み心地、どちらも妥協したくない
- 周囲と同じ家には興味がない
- 暮らしそのものを丁寧に整えたい
そんな価値観を持つ人に、
静かに選ばれている設計事務所です。
「すべてを諦めない」という美意識
ロゴにある
「家と庭、光と空も手に入れよう」
という言葉を見たとき、
とてもDesign Wall!らしい表現だな、と感じました。
何かを諦める前提ではなく、
すべてをどう成立させるかを考える。
この姿勢こそが、
この設計事務所の上質さを
物語っているように思います。



私自身も建築家設計で建てました。世界観や空間の美しさの完成度は「誰」に設計してもらうかで天と地ほど変わります。
まとめ|知る人ぞ知る、日進の設計事務所
Design Wall!は、
多くを語らない設計事務所です。
けれど、
完成した住まいの静けさや、
空間の余白に触れると、
その理由が自然と伝わってきます。
愛知県日進市にある、
知る人ぞ知る設計事務所。
住まいに「選ばなくていい自由」を求める人にとって、
一度は知っておきたい存在だと思います。

